7.15.2014

dress for milady

5月に挙式を終えられた花嫁さま。
実はお式が終わってから後撮りをしました♡
そちらのお写真が届いたので当日と合わせてご紹介します。



彼女はわたしの22年来の親友。。

なのでドレスのデザインはほとんどおまかせしてくれました。
ミニュイではなかなかプリンセスラインを着たいと仰る
お客様がいらっしゃらないのですが、
彼女のイメージは最初からプリンセスしかありませんでした。
ヘッドのレースモチーフも合わせて製作。



商売をする家に生まれたお嬢様、
だけど決してフワフワの夢見がちなお嬢様ではなく
シビアな目を持ち、地に足をつけて、たくましく現実を渡っていくのが彼女。

会場の雰囲気にもあわせたノーブルでシンプルな品のあるドレス、
ふんわりだけど甘すぎない、
背筋がぴんと伸びるようなデザインのドレスです。


2次会、後撮りはパニエを外してすっきりと大人っぽく。
素の彼女の素朴であたたかい感じも大切に。


彼女への想いはありすぎて書ききれなくて、
でもただ、ただ、愛しかないという感じ。

彼女ははじめ、ドレスに対してそんなに着たいという思いがなくて
でも作っていくうちに出来て行く過程をすごくワクワクしながら
いつのまにか当日着るのをすごく楽しみにしてくれて。

1日だけしかドレスを着れないのが嫌だと言ってくれて
後撮りすることに。
もう一度着れる!と喜んでくれました。

後撮りの写真が本当に素敵にあがってきて、
写真からは撮影の楽しさも2人の仲の良さも伝わってきて
なんだかわたしが感動してしまいました。
嬉しいなぁ。という気持ちでいっぱい。

釣りが好きな2人だから、
海で釣りをしているおじさん達に混ざって撮りました!笑
裾が汚れないか心配で…これは後撮りじゃないとなかなか撮れません…





だいすきな海でも。



2人らしいなぁって、クスクス笑える写真。

前撮り、後撮りはゆっくりと時間を設けて撮れるからこそ
当日には絶対撮れないようなシチュエーションで
おもいっきり2人らしい写真が残せたら
10年後も、このときね、って笑い合えるんじゃないかなって思います。






7.03.2014

classic style wedding

ドレスレポートです。
(なかなか追いつかない…)


5月。
新緑の美しい季節。
まぶしい太陽と植物たちがいきいきとした表情をみせるすてきな場所で、
個性的で素敵なお2人のご結婚式がありました。



ドレスは新婦様がご自分でご用意されたヴィンテージのドレスを
そのままでは着られない状態だったので、お直しをしました。
といってもせっかくのヴィンテージのドレスなので
なるべくそのままの良さを生かせるように、
最低限だけ手をいれています。



このドレスに合わせてベールをオーダーでお作りいたしました。
「夢のかけら」というレースのモチーフを
コラージュしたショートベールです。

お色はドレスに合わせて生成りに、
ドレスもカジュアルなのでベールもその雰囲気に合わせたものに。
ベールダウンするとお顔にレースがかかって印象的になります。
普段も綺麗な方ですが、やはりこの当日の美しさって特別な輝きがあります。
内から溢れ出る美しさ。
お写真を拝見して改めて、花嫁さんの力ってすごいなぁって思いました。


ヘアメイクもクラシック、アクセサリーも個性的で
とっても素敵な花嫁さまでした。
彼もおしゃれでお2人が並んだバランスも素敵です。





2次会はヴィンテージの別のドレスに。
ヘアもまた雰囲気を変えて。
最近こんな感じのみつあみアレンジ人気ですね。
個性的でかわいい♡
そこにミニュイのbutterfly crownを合わせてくださいました。
ダウンヘアでつけられる方が多いですが
こういう感じも素敵ですね。



お2人はSlowWeddingのイベントにいらしてくださったのが
はじめましてのとき。
そこから少し時間が経って…
実際のご結婚式でのお手伝いができてとても嬉しかったです。
お2人の優しい雰囲気が溢れ出いて、一緒にいる感じが
なんだかすごくいいなぁと思った方々でした。

素敵なご結婚式のお手伝いをさせていただきありがとうございました。

お式が終わってから
ヘアメイクをして、アクセサリーをつけて、最後にベールを付けたとき、
あまりに素敵すぎて幸せすぎて感動してしまいました、
とメッセージをくださった新婦さま。
あんなに幸せな日はなかったです!!と。
その言葉がほんとうにうれしかったです。

ウェディングドレスやその他、新婦様を飾る物は(もちろん新郎様もですが)
ゲストへ普段言えない気持ちや感謝を伝える為の鎧、というか
自分自身が美しく飾って、自信を持つことで
できることや言える言葉ってたくさんあるんじゃないかなって思います。
そのためのお手伝いができたなら、こんなに幸せなことはありません。

お2人とも、末永くお幸せに♡


bio marche


ブログでの告知がギリギリになってしまったのですが…

7/5(Sat)
ミニュイのお庭で"bio marche"というイベントを開催します。
金沢のお店さんを中心に、オーガニックの野菜、
素材にこだわった手作りのパンや、コンフィチュール、
焼き菓子、ごはん、ハーブなんかも並びます。
美味しい珈琲もありますよ。
ラオスの人たちが無農薬で育てた綿を紡いでつくった優しいブランケットや、クラフトも少し。
ブライダルでも大人気のお花屋さんも来てくださいます。

からだが変わるとこころが変わる。
これはほんとう。
からだをつくるのはたべもの。

一見、ミニュイのドレスとは関係なさそうに思えるけれど
本質的な部分ですべては繋がっています。
あと、単純に、からだにやさしくてほんとうにいいものを
わたし自身ももっと触れられる場が欲しかったから
こんなイベントをすることになりました!

なにより出店してくださるお店の方がみーんな素敵な方達です*
ミニュイのお庭でのんびり、自分にやさしい1日をどうぞ
お過ごしください。
※駐車場があまりないので来られる際は公共交通機関や車の乗り合わせのご協力をお願いいたします。(内灘駅から徒歩5分ほどです)


余白


金沢の唄うたい

小杉奈緒さんのアルバム「余白」がリリースされました。




1stアルバムから衣装をお手伝いさせていただいています。

前回に引き続き、今回もライブの衣装を製作させていただきます。


豪華メンバーの共演、すてきなすてきな夜になることでしょう。


2014.7.19(sat)
金沢21世紀美術館 シアター21
17:30 open18:00 start¥3.000[160名様限定]
Piano.佐野 観Drums.神谷 洵平Guitar.石川 征樹

チケット専用問合せ 09046846189
チケット取り扱い店 石田屋 犀川店


【Vocal 小杉奈緒
丁寧に思いやりをもって言葉を紡ぎ、唄う金沢在住のシンガーソングライター。
その唄声は、全てを受け止める母なる大地、山や川といった大自然をイメージさせる。
暖かな日差しと、それでいて涼しげな風のような唄。
様々なミュージシャンとのセッションを繰り返し、
ホテルのJAZZ BARにて専属のボーカリストとして唄う傍ら、
子供たちの参加できるイベントで童謡を唄うなど様々な場で活動する。
2011年12月、ミニアルバム「ninigi」リリース
2014年7月BOKUレーベルより佐野観プロデュースの「余白」をリリース













【Piano 佐野観
うねる裏表に光を集めて一つとなり流れる水のようなピアノ弾き。
新世代のビートメーカー/プロデューサーとしても注目されている。
2014年国内外のアーティストを迎えたアルバム「2.0.1.1」リリース。
またChara,mabanuaなどのサポートとしても活躍中。












【Drums神谷洵平
一番星のようにきらきらとひと際輝くリズムを放つ小さなドラマー。
東川亜希子とのユニット「赤い靴」で活動中。
また矢野顕子、大橋トリオ、星野源などのサポートとしても活躍中。身長158cm/体重51kg












【Guitar 石川征樹
土のようにどっしりと変わらぬ独自の世界観を持ち続けるギタリスト。
生の音にこだわり、生の音が映える環境を得意とする。
独りでの自作曲の演奏活動、即興演奏を軸に、ダンサーや演劇などともセッションを行っている。
2009年アルバム「地平線」リリース







毎日このアルバムを聴きながら19日のライブの衣装のことを
考えています。
実はいまだ模索中。。
だけど、普段つくっているドレスとおなじように
その人自身の持つもともとの美しさを大切にして、
その人にただ、そっと寄り添うものをつくろうと思います。

彼女の作品に携わらせていただけることを、
誇りにも、烏滸がましくも思います。

HPの撮影の衣装も担当させていただきました。
HPはまだ発展途上中みたいですが素敵なのでぜひご覧下さい。

こちらから視聴もできます。
http://www.bo-ku.jp/




なぜだかわからないけれど、

わたしはライブで一度も彼女の唄を泣かずに聴けたことがありません。
勝手にいつも涙が流れてしまう、

こころの奥の方をそっとやさしく包んでくれる唄。